ベルリンの旅 音楽編


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Philharmonie

Philharmonie 前のバス停。

ついに来ました。
Berliner Philharmoniker の本拠地。

Philharmonie 全景。
通称「カラヤンのサーカス小屋

通りの名前もそのまんま。

隣には楽器博物館。

毎日13時から、
解説(英語) 付きの無料見学ツアーあり。
でも、集合場所が分かりにくい。

旅行中と思われるお姉さんが、
「あなたも見学?
ならこっちだよ。
昨日、私たちも間違っちゃったのよ〜(笑」
と、私を集合場所まで連れていってくれた。
どこの国からいらっしゃったか知らないが、
お姉さんの親切に感謝。

フィルハーモニー内は複雑。
解説のお姉さんも、
「はぐれないようについてきてくださいね〜」

ハンツ・シャロンの設計で、
現代建築としても有名。

解説によれば、
「音楽を楽しむのに社会的階級は関係ないから、
入り口はみんな一緒」

とか、
「ここ(ポツダム広場)に立てたのは、
東西ベルリンどちらの人にも音楽を聴いて欲しいから」

とかいうコンセプトでデザインされたそうだ。

フィルハーモニー・メインホール。
ステージを客席が取り囲む、
ワインヤード型ホール。
左 E ブロックより。

左 G ブロックより。
どの席からも、ステージが近く感じる。

天井からぶら下がっているのは、
ポリエステルの反射板。
「演奏者が、
自分の音を聴くことができるように」
(by 案内のお姉さん)
設置されたそうだ。
他にも、随所にいろいろな工夫があるようで、
「あれは何々だ」とか「それはこうだ」とか、
いろいろ説明してくれた。
おもしろかった。

左Kブロックより。
ハープの練習中。
美しい音に感激。

案内のお姉さん曰く、
「コンピューターによる音響のシミュレーションが
まだできなかった頃に、
これだけのホールを造るのが
どれだけ大変だったことか、
想像してみてください。」

座席配置はこうなっている。

「オルガンや放送用設備を除いて、
ホールはほぼ左右対称です。」
(by 案内のお姉さん)

室内楽ホール。
こちらもワインヤード型。
「聴衆が演奏者の近くに座れるように」
(by 案内のお姉さん)
造られたそうだ。

リハーサル中のところ、お邪魔しました〜。

U-Bahn で来るときは、
Potsdamer Platz 駅が便利。

これがチケット。
座席は、右Bブロック、3列3番。

曲目:
Jean Sibelius Die Okeaniden op. 73
Ludwig van Beethoven Violinkonzert D-Dur op. 61
Carl Nielsen Symphonie Nr. 5 op. 50

演奏:
Berliner Philharmoniker
Osmo Vänskä DIRIGENT
Lisa Batiashvili VIOLINE

ここから予約→http://www.berliner-philharmoniker.de/

ニールセンの交響曲の CD なんて、
大きなCD屋に行かないと見つからない。

本番。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が終わって
休憩時間。

ジーンズ、Tシャツ姿で来ている人も。
…スーツ持ってこなくても良かったかな?

隣に座ったおばさんは、
ノルウェーから来たそうだ。
そのおばさんも生のベルリンフィルは初めてだそうで、
「来て本当に良かった〜」
と感激していた。
で、羨ましいことに
「来週また来るのよ〜」
と。

指揮台の下から。

コントラバス調整中。

Jesus Christus Kirche

Thielplatz 駅を降りて歩くこと数分、
それは閑静な住宅地の中にあった。

イエス・キリスト教会。
1970年代初頭まで、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は
この教会を録音会場としていた。

今も、いろいろなコンサートに使われている。

中には入れなかったが、
リコーダーの美しい演奏が聞こえてきた。

所在地: Hittorfstraße 23
14195 Berlin

日本語発見!

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Last modified: Mon Oct 11 21:59:46 JST 2004
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