2003年 列島半周の旅 (その5)

撮影:2003年8月20日

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大歩危峡・祖谷峡

吉野川・池田ダムのつり橋。
早朝に散歩しようと思ったが、
行き方がわからず…。

(ビジネスホテル阿波池田 客室より)

「徳島県三好郡池田町」自体は
あまり有名ではないけれど、
「池田高校」の名前は全国区。

(池田高校入り口にて)

川下りの船乗り場に向かう道の途中に、
こんな注意書が… -_-;)

(レストラン大歩危峡まんなか にて)

川下りスタート地点。
前日までは水位が高く、 川下りは中止していたらしい。
今日も、まだ水は濁り気味。

(レストラン大歩危峡まんなか にて)

この辺りの岩は「礫質片岩」で、
徳島県の天然記念物。

(吉野川 大歩危近辺にて)

「大歩危・小歩危」の地名は、
「大股で歩いても、小股で歩いても危険」
であることに由来するそうだ。
写真の土讃線も、
崖っ縁にへばり付くようにして走る。

(吉野川 大歩危近辺にて)

大歩危の見所である奇岩の一つ、獅子岩。
船上からは、他にもいろいろな形をした
岩を見ることができる。

(吉野川 大歩危近辺にて)

吉野川は、昔から暴れ川。
普段から流れは速い。
勢い良く流れてきた川の水は、
岩に当たって沸き上がる。
川の水は、長い長い時間をかけて
山を削り、
岩を削り、
見事な景観を作り出す。

(吉野川 大歩危近辺にて)

ここではまだ幅は狭いけれど、
下流に行くにしたがって、
水を集めてとても広い川となる。

(レストラン大歩危峡まんなか より)

今は、大股で歩いても安全。
でも、車には注意。

(吉野川 大歩危近辺にて)

面倒なことを考えたくない人には、
阿波池田駅前から定期観光バスがある。

(レストラン大歩危峡まんなか より)

日本三奇橋の一つ、かずら橋。
国の重要有形民俗文化財。
で、三奇橋の残りの2つは、
山梨の猿橋と、山口の錦帯橋。
東京人なら、猿橋が一番手軽かな。

(徳島県西祖谷山村 祖谷のかずら橋)

歩くと、揺れてきしむ。
高所恐怖症の人にはお勧めできない。

(徳島県西祖谷山村 祖谷のかずら橋)

横を向いた時の眺めも大変いいけれど、

(徳島県西祖谷山村 祖谷のかずら橋)

…下を向いた時の眺めも また素晴らしい ^o^;)

(徳島県西祖谷山村 祖谷のかずら橋)

かずら橋から少し歩くと、
琵琶の滝がある。
源氏に破れた平家の落人が、
ここで琵琶を弾いていたとか。

(徳島県西祖谷山村 琵琶の滝)

琵琶の滝の所からは、
祖谷川へと下りられる。
水が冷たくて気持ち良い。

(徳島県西祖谷山村 琵琶の滝近辺にて)

本日の昼食。
祖谷そばとアメゴの塩焼。
アメゴはおいしかったけど、そばはダメだった…

(滝美にて)

これぞ日本の風景 (苦笑)。

(徳島県西祖谷山村 かずら橋付近にて)

帰りのバスは出合経由にしてみた。
延々とこんな細い道路が続く。
こんな所に道路を作ったのも凄いが、
そこを走るバスも凄い。
私の後の席に座ったおばちゃんは、
道路わきの絶壁の谷を覗き込んでは
「きゃ〜、コワ〜イ」
と叫ぶ。
見なきゃいいのにと思いつつ、
運転手さんの技術にはとても感心。

(祖谷渓谷近辺にて)

谷の深さは、
「黒部峡谷に勝るとも劣らない」
らしい。
それもそのはず、ここは 日本三大秘境
残りの2つは、岐阜白川郷と宮崎県椎葉村らしいが、
「三大秘境」に入らない所こそが、
本当の秘境なんじゃないかと(笑)

それはともかく、
阿波池田−かずら橋の往復経路は、
どちらも大歩危経由にするよりは、
片方を祖谷経由にした方がいいと思う。
こんな景色は、そうそう見られない。

(祖谷渓谷近辺にて)

道端には、
「次のすれ違い可能地点まで ○km」
という標識まで立っている。
その「すれ違いポイント」でも、
道が狭いものだから、
道路交通法を守っていては、
バスとすれ違うことができない。
(右側通行中。)
バックしてみたり進んでみたり、
それでもギリギリで、ヒヤヒヤ。
そして道端には 「転落注意」の標識が…

(祖谷渓近辺にて)

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Wrote : 14 Sep 2003
Reviced : 4 Jan 2012
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