出雲→門司

撮影:2005年12月

→ 写真集 Top

←前: 鳥取→出雲 目次 →次: 門司→九重


宿泊

和室でのんびり。

客室の窓から。

雪が降り、
散策するだけの
余裕はなさそう。
残念。

外観。
国道184号線は、
この周辺で上り線と下り線が
分離しているので注意。
というか、わかりにくかった。

奇岩が続く
立久恵峡。

出雲市街

出雲ドーム。

出雲市駅の駅レンタカーは、
こんなちっちゃな事務所で
一人でやっていた。

山陰本線 その4 (出雲市→幡生→下関)

再び山陰本線。

山陰本線的風景。
架線がなくて、空が広い。

昨日の風車は
このあたり。

トンネルを抜けると
荒々しい海。
そしてまたすぐにトンネルへ。

波打ち際には
ゴミがたくさん。
日本のゴミだけでなく、
中国、台湾、韓国あたりの
ゴミもたくさん漂着するらしい。

一面真っ白。
日本海側に大雪をもたらす
暖かい海から立つ湯気なのか、
それとも単なる波しぶきか。

時折のぞく
青い空。

まじ?
…東日本出身の私にとって、
西日本の地名は難しい。

「何だろう?」と思って
地図を見ると、
「島の星山」
という山らしい。

こちらもまた
謎の建造物…

ワンマン運転。
乗客もまばら。

「そろそろお昼ごはん」と、
時刻表を開いて駅弁探し。
そこで、衝撃の事実発覚。
何と、
出雲市駅〜下関駅の間
約300kmに、
駅弁を売っている駅が
1つもない…。

乗換え時間のある益田駅で
途中下車。
洒落たイタリアンもあったが、
ここは、
おばあちゃんが1人でやっていた
駅前の食堂でお昼ごはん。

次も(もちろん)ワンマン列車。
駅弁なし、
非電化、
老朽化した車両や設備、
ひたすら単線、
特急の本数もわずか…。

山陰本線、いくら何でも
冷遇され過ぎじゃないかと思う。

ドアの開き方が
さらにバスっぽくなった。

運転士さんが、
ドア脇の行き先の木札を
裏返した。
懐かしい風景。

国鉄が民営化されて
既に20年近い時間が流れ、
JR西日本は
完全民営化も完了している。
が、車両は
「日本国有鉄道」の
プレートのまま。

定刻通り、
下関に到着。
山陰本線は長かった…
(京都→下関間は、約700km)

関門汽船

確かに作りすぎ(笑

問題の「64人団体券」は、
一番右下のボタン。

門司港の夜景

門司港レトロ展望室から見た
関門橋方面。

門司港駅方面。

旧門司三井倶楽部。
(重要文化財)
アインシュタインが
泊まったらしい。

旧大阪商船門司支店。

今の商船三井。

門司港駅。
(重要文化財)

みどりの窓口。

古いものがあちこちに残る中、
改札は自動改札。

普通に1人券を買って
下関へ戻る。

かわいらしい
マンホールのふた。

朝の下関

朝焼けの 関門海峡。

今日も
山間部は雪かな。

山陽道基点。

今回私は、
延々と山陰本線を
辿ってきた。

亀山八幡宮には、

世界最大のふく (ふぐ) の像。
下関では、縁起を担いで
「ふぐ」が「ふく」と
表記されている所が多い。

ちなみに、
この辺が
床屋発祥の地。


日清講和記念館。
1894〜1895年におこった
日清戦争の
講和条約(下関条約)が
結ばれたところ。

こちらは赤間神宮。
目の前は壇ノ浦、
源平合戦の地。

安徳天皇陵。
わずか8歳で入水した
安徳天皇を祀る。

平家一門のお墓がある他に、
「耳なし芳一」の
芳一堂もある。
私が訪れた時は、
ちょうど朝のお勤め中だった。

菊の御紋。

竜宮造りの
水天門。

参道が、
国道9号を越えて
海まで続く。

海から見る
赤間神宮。

1185年
源平合戦の舞台。

旧秋田商会ビル。

内部を見学できる。
補強はしない方針らしく、
階段がギシギシ音を立てる。

秋田商会(商社・海運)の
事務所兼自宅だったそうだ。

外は平成、
中は大正。

住宅部分。
外観とは違って、
和風。

チクタク、チクタク、
時を刻み続ける。

現在、1階は、
下関の観光情報センター。

秋田商会の隣は、
下関南部町郵便局。

1900年に建てられた、
国内最古の現役郵便局

普通に使われる一方で、

ギャラリーも公開中。

中庭を見学。
郵便局のおじさんが
案内してくれた。

かわいい。

宿泊

お世話になった、
東京第一ホテル下関。

広かった。

再び関門汽船

操舵室。

海は荒れ模様。
揺れまくり。
でも、わずか5分で着くので
船に弱い人もご心配なく。

"Safety is not just a slogan,
it must be done."
うむ、その通りだ。

門司港駅周辺

門司港駅に残る、
連絡船通路跡。

下に降りてみた。
昔の人は、この風景で
「あぁ、九州に上陸した」
と思ったんだろうな。

門司港駅の隣、
九州鉄道記念館。
手前の「9600型蒸気機関車」 「59634」号は、
通称「ご苦労さんよ」らしい。

九州鉄道の起点。

じも?
…ではなく、
右から左へ読んで
もじ。

廃車までに
地球62周分走ったそうだ。

戦前の車両。

内装が木の車両、

数年前までは
東京でも
世田谷線に乗れば見られたが、
今は昔。

ボンネットタイプも
最近見なくなったなぁ。

中は普通。
…いや、
これを普通と感じる私は
古い人間か。

昼は座席、

夜は寝台。

電車3段寝台も
一度乗ったことがあるが、
上段は非常に狭かったな。
背中をぶつけて痛かった(-_-#

ブルートレインも
消えつつある
今日このごろ。

そういえば、
東海道線では
貨物列車が
たくさん走っていた。

鉄道は
二酸化炭素排出量が少ない。

東京→大阪の移動で、
二酸化炭素は
新幹線利用で約9kg、
航空機利用で約59kg、
乗用車利用で約95kg
排出されるそうだ。

詳しい条件を聞かないと
何とも言えないものの、
飛行機よりも乗用車の方が
二酸化炭素を出すとは。

今は人要らず。

九州鉄道本社

鉄道院

鉄道省

国鉄

JR九州
と、歴史を刻んできた。

今でも
弁当売りに来てくれれば
便利なのに、とは思う。
もっとも、最近は
窓が開かない車両も多い。

畳の座席。

おじさん、
顔が怖いっす…。

栄町銀天街のお店、
放浪記で
昼食。

中はレトロ。

ジリジリジリと
黒電話が鳴った。
店員のお姉さん曰く、
「まだまだ現役ですよ」

うに丼セット、1400円。
ウマー。

お店の外観。

写真を撮っていたら
通りかかったおばちゃんが、
「門司のこういうさびれたところ
 たくさん撮ってき〜」
と。

貨物線廃止。

古い建物の1階に、
現代的コンビニ。

←前: 鳥取→出雲 目次 →次: 門司→九重


Last modified: Tue Jan 3 19:14:18 JST 2006

Counter

Copyright © 2006 Y. Yuuki. All rights reserved.